4 月 卯月
生える
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里山の緑の季節が
いい感じ
しごと
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今月は町道拡幅工事の追加工事完了後、町道のバイパス工事を進めております。
全長約100mの道路新設工事で、ブロック積擁壁や重力式擁壁に排水構造物など
小規模な構造物が幾つもあり、また狭小な現場故に入念な段取りのもと順調に進捗しております。
他にも京都府城陽市で竹林整備を施しました。今回のご依頼は、うっそうと生えた竹が隣家に
ご迷惑が掛らないようにと、一部を伐採し現地で粉砕処理を承りました。
お客様には随分とお待ち頂きましたが、快くお時間を下さり、施工後もご満足頂きました。
この様に隣家へのご配慮や竹が増えすぎてなかなか手を付けられないなど、
竹や雑木、雑草等でお困りの際、その他どの様な事でも
まずはお気軽にご相談ください。
他にも大阪府羽曳野市にお住いの方からの問い合わせに、現地調査にお伺いいたしました。
こちらの現場は敷地内約1,000㎡に亘り群生した竹の伐採と野積された竹を収集し現地で粉砕処理をする作業で、
収集には特殊な工法を計画しご報告した内容でご依頼頂きました。
また春日大社から笠置寺への社殿移築に伴い社殿の修復を施されている
㈱瀧川寺社建築様に笠置寺住職とご一緒に伺い、移築計画の打合せをさせて頂きました。
当社は移築に際しての仮設工と基壇の築造や建立後の瑞垣と周辺整備を承っております。
来月下旬に修復されました社殿と鳥居を春日大社にてご祈祷後笠置寺へ移築する計画です。
また他にもガソリンスタンド便所改修のご依頼に伴い、消防署へ提出の計画書作成や準備など。
今月もあれこれとしごとをさせて頂き、ありがとうございます。
保 つ
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先日、現光寺収蔵庫内で新たに設置する仏棚をご依頼頂き、北田建具店にて製作し納入致しました。
既に御本尊様は鎮座されており、設置にはご住職立合いのもと慎重に運び込み、凛とした佇まいの
仏様を間近に見ることが出来るのも施工者の特権と感じ、「今回何処を修復されたのですか」とご住職に
尋ねたところ、「何処を修復したか分からない様にするのが仏像修復の技術です」と教えて頂きました。
所々剥がれた金箔も当時の物も残っているそうで、「どれぐらい前のですか」と尋ねると、
「800年ぐらい前」とあっさり言われ、思わず背筋が伸びて「ほぉ~」
棚を納める為、傍に置いてあった木箱(観音開きで装飾金具付)を「そっちへ置いて」と
ご住職の気楽な感じのご指示を受け、真似た感じで持ち上げ時代を聞くと、それも鎌倉時代の物でした。
大切に受け継がれた品々を保管する為の収蔵庫をこの度改修させて頂いた事に感慨一入。
何百年も先には何が継がれているのでしょうか。
来月から笠置寺境内に再建される春日明神社は685年ぶりだそうで、
私たちに出来る限りの“いいもの”を残せるように努めます。
800年後の人に「◎△$♪×¥●&%#?!」(ほぉ~)と言ってもらえるように。
観 る
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雑多な日々のひとり映画鑑賞
一度見たいと気になっていた作品。
「地方とは」
「消防団とは」
「ふるさととは」
只今あれこれ企み中
読 む
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今月の本
いつも通りで末永く。