2013年11月
晩秋
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木枯らしに枝から離れた紅葉もまた郷里の味わい。
しごと
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今月は福祉住環境整備のご依頼でスロープと手摺を施しました。
住居への進入路は傾斜がきつく、また舗装されて無い箇所もあり、お施主様も
近年足が痛くなって歩き辛いと言う事からヒヤリングを行い、今回はコンクリート舗装
によるスロープと手摺の設置を致しました。
他にも農地改良に着手しております。
こちらの現場は2枚の田んぼを1枚にする改良を2箇所行います。
工事車両の進入路は狭く鉄板を敷き2tダンプで土砂を搬入しております。
車両通行に際しては他所有者様のご協力で通行させて頂いております。
また他にも、イベント舞台の設置や、現光寺収蔵庫整備に伴う調査設計に
農業水路取水口の改修に伴う調査設計など。
今月もあれこれとしごとをさせて頂きました。ありがとうございます。
描く
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文化の日に京都芸術高等学校の美術作品展へ、絵を描くのが好きな中学生の
息子と二人で行ってきました。その日は生憎の雨でしたが、一般公開日とあって
中学生と保護者以外にも沢山の方が来場しておられました。
流石に美術を学ぶ学生たちの作品はどれもが秀作ぞろいで、中でも
素描の静物デッサンは鉛筆だけで描く透明なガラス容器や金属、布といった表現が
とても上手で感心させられるものばかりに、感化された息子も
後日何やら書いているのですが・・・。
そういや子供が小さかった頃、よくせがまれて落書き程度の絵を
描いていたぐらいで、長らく大した絵は描いていません。
実は私も絵を描くのが好きで、子供の頃は典型的な“図工と体育が得意な子”でした。
小学校4年生の夏休みの宿題で描いたブルース・リーの絵は、生涯の傑作と
自負する作品の一つで、今でもはっきりと覚えています。
また小学校2年生の時に描いた“神輿を担ぐ人々”や、6年生の時に細部まで丹念に
描いた“桜の木”と、中学2年生の時、写生の授業中はふざけて全然やらず、
美術の先生に期限を貰い、翌日から帰宅後、数日間その場所に通い描き上げた
“木津川の風景”等、どの作品も何故か鮮明に思い浮かびます。
(ちょっと自慢ですが、確か絵画展で賞をもらった3作品です)
今では子供の作品となった物はデジカメで撮影するようにしているのですが、
その当時は写真で残すという発想がなかったことが悔やまれます。
そんな芸術に少し触れた今月、また妄想しております。
いつの日か画家気取りで、あの頃のように夢中で絵を描いている自分を・・・。
雑多な日々を、これでまたもうひと踏ん張りが絞り出せます。
読む
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今月の本
芸術の秋も
気楽な気持ちで、いつも通り。