2013年6月
創想綴り四周年
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毎月一回の更新も48回を数え、マンネリもここまで続けば
とことん、いや出来るところまで。
まぁ余り気負わず「気楽な気持ちでいつも通り」で
これからもご依頼承りました仕事のご報告や
体験した出来事や感じたことを綴って参りますので
ご覧頂いている皆様には、末永くご愛好賜りますよう
宜しくお願い申し上げます。
しごと
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今月は笠置山登山道の整備をさせて頂きました。
この道は旧道の歩道で、傾斜もきつく、コンクリートで舗装された路面は滑りやすく、滑り止めに設置してある桟木も腐食から所々脱離して歩行には危険な状態であり、この度、路面を改修するに当たり予算内で何か良い案をと依頼され、現地で幾度と検討した階段設置をご提案し、採用頂きました。
現場までは登山口より約100m。勾配約20%、一部階段には仮設斜路を設け、
資材運搬にはミニクローラ運搬車を使用。こいつが大活躍してくれました。
完成した階段は、踏み面をビシャン仕上げ(表面を叩いて凸凹にする)のように施し、
足の上げ幅も大きくならないよう施工前に比べ随分と歩き易い路面に仕上がりました。
他にも農地の鳥獣対策やゴルフ場の塵芥処理など。
今月もあれこれとしごとをさせて頂き、ありがとうございます。
孵る
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我が家の玄関先に毎年ツバメがやってきます。
自宅を新築中に泥を付け掛け、工事中は付けられては拭きの繰り返しで、
完成翌年にはせっせと巣作りをする様子に、縁起が良いとも言われるので、ここは諦め、
いや歓迎することにして今年5年目を迎えた我が家に毎年帰ってきます。
目印があるわけでも、目立つ場所でもない故、巣立ったものがまた帰ってきて産卵し
孵った雛がまた飛び立って行くと信じ、今年も5羽の雛が顔を覗かせているのを一喜一憂しております。
このツバメ達、冬には海を渡り暖かい東南アジアやオーストラリアで過ごすらしい。
なんと何千キロも飛んで行くそうで、あの小さな体でどうして海の上を飛び続けられるのか、エサはどうしているのか、なぜそこまで行くのか、南紀白浜あたりのビニールハウスでは駄目なのか不思議なものですが、
何れにせよ、またここに帰って来てくれることを願っております。
ということで、ツバメ達に思いを寄せて。
高い空から自分はどんな風に見えるのでしょうか。
ツバメの気分でまた明日。
読む
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今月の本
いつものように。