2009年7月
暑中お見舞い申し上げます。
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暑さ厳しき折、皆様におかれましては一層のご自愛のほどお祈り申し上げます。
しごと
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今月は、防災工事の完了工程までを施工し、元請社と共に竣工検査を受け、完成引渡しとなりました。
次に関西電力の水力発電所(3箇所)の塵芥処理工事を行っております。
こちらは来年3月末までの契約で3箇所の水力発電所に漂着する塵芥を処理する作業です。
ここで収集しない場合(これもほんの一部)、このゴミが下流のどこかに漂着する事を考えると、改めて河川の汚れを考えさせられます。
その他にもブロック塀の撤去とリフォーム宅の外構工事、また先月に引き続き旅館浴室改修の打ち合わせと現地調査など、今月もあれこれとしごとをさせていただきました。
ありがとうございます。
エ コ(Ecology)
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近年エコと称するものが溢れているようで、ふと思いつくだけでも
エコポイント、エコカー、エコバッグなどなど。
確かに限りある資源を大切にするという大きな前提があると思いますが
そのエコ製品を大量に作り出す為にエネルギーを消費している、なんとも複雑な現状です。
更に温室効果ガス削減や地球温暖化、リサイクルやバイオエネルギーなど、環境問題に類する
情報が氾濫しているのも事実だと思います。
以前観た「不都合な真実」という記録映画では白熊が溺れそうになっていたり、小さな島が沈みかけている映像で、地球の危機的メッセージが込められているようにも感じました。
しかし、ある論者による「地球温暖化に騙されるな!」という著書があったり、またスーパーのレジ袋を無くす事で、これまでリサイクル原料としていた故、またその原料を燃やすという逆戻り説があったり。
どちらにせよ、エコ意識を持つということが大切だということと、もう一方で
我々が思うほど地球規模の自然界は柔ではないという事も、現に人が棲まなくなった家や
立ち入らなくなった場所は、すぐにでも動植物に溢れ自然の姿に戻っていくことを
刈っても刈ってもまたすぐに伸びる草をその場にて眺め、小さく感じております。
エ コ その2
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環境問題の取組みで最先端を行くのが日本だとも言われています。
それは、日本人が持つ優しさと、生真面目さからだと私は断言できます。
諸問題でよく言われる、”地球にやさしい”とか、”環境にやさしい”という言葉は
我々の持つやさしさの部分を優しく刺激するからだと思います。
これをすれば地球にやさしい、こうすれば環境を守れると唱えては、自分に持つ善を感じる
気質にあるからだと思います。
「分別するやつに悪いわつはおらん」といっても過言ではないです。
話は少し変わりますが、環境問題という事のひとつに、近頃はタバコを吸うのも難しくなっているようで、私たちのその頃は、松田優作さんのタバコをくわえる仕草に憧れ、写真の中のジェームス・ディーンを真似てみたり、
捨て方のカッコよさまで追求したものですが、今では公共施設はもとより、職場においても与えられたその場所で集まり、忙しく種火を点滅させる姿にカッコよさは欠片もなく、
当然のことながら喫煙マナーのよい姿には好感がもて、
時代の変化と共に、カッコよさも変わっていくようです。
因みに私も5年ほど前から非喫煙者になり
環境問題に時よりうるさくなり、煙たがられます。
観 る
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息子のリクエストにより、久しぶりに劇場にて映画を観ました。
やはり暗室のスクリーンで観る大迫力のSFアクションに
終わった後はあの映画評論家の決め台詞が、息子の表情からもそう思う映画鑑賞でした。
読 む
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今月の本
勇気が湧く一冊と、なかなかおもしろい二冊に、ためになった一冊でした。
◆休日手帳◆にある一節を実践しました。
「朝風呂に入る」 これはなかなか良いです。
心身ともに疲れた時、是非一度お試しあれ。